なぜ、美容師は「お客様」に勝てないのか

「おまかせします」
お客さまにそう言っていただく美容師はたくさんいます。
だけど一方で、お客さまが離れていく美容師もまた、
たくさんいるのです。
お客さまは突然いなくなります。なんの前触れもなく。
それは失望させてしまったから。
「おまかせします」と言われる美容師は、
プロと認められているのです。
技術はもちろん、髪に対する想い、知識、センス・・・
すべてにおいてお客さまをリードしている美容師。

一方、「こうしてください。ここはこんな感じに・・・」
そう言い始めるお客さまも増えています。
自分の髪の特性、顔の特徴、骨格などを熟知し、
自分に似合ったスタイルを知っているお客さま。
お客さまには、私たち美容師も及ばないほどの情報が
ダイレクトに伝わっています。
その中からお客さまは、自分に必要な情報だけを、
有利な情報だけを選択し、取り込んで蓄積しているのです。
つまり情報の分野で、お客さまは確実にプロ化している。

美容師とお客さまの関係を、
プロと素人の関係として考える時代は終わりました。
現在はまさしくプロとプロとの情報戦。
しかもその情報は毎日取り込まれ、その量で圧倒する。
ならば美容師は、どこでお客さまに勝てるのでしょう。
想いです。
髪に対する想い。
それは日常的なヘアケアのアドバイスにつながります。
それから技術。お客さまのイメージを具現化する技術。
さらにセンス。お客さまが気づいていない魅力を発見し、
際立たせるセンス。
技術だけでなく、人間としての魅力を磨こう。

トミーズ・スターの新人研修は、
お客さまに認められ、尊敬されるような
人としての魅力を大切に考えています。